チタン酸ストロンチウム(SrTiO3

チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)は、ペロブスカイト構造をとり、Y-Ba-Cu-O系(a=3.89Å)と格子定数が近く、超電導薄膜基板としても最も使われている素材です。応用研究ではジョセフソン素子用、SQUID(超伝導量子干渉素子)用基板として重要な位置を占めています。
弊社のチタン酸ストロンチウム単結晶(SrTiO3)は、デバイス大型化の要望に伴い世界最大の2インチ径の開発に成功しました。また、ニオブをドープし導電性(n型半導体化)をもたせたタイプの供給もおこなっています。

チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)を用いた製品の写真

仕様

サイズ: 10 x 10 mm2〜30 x 30 mm2または50mmΦ
ドーパント: N-type Nb-doped, Ntype La-doped
面方位: (100), (110)
厚さ: 0.5 mm, 1 mm
仕上げ: 片面または両面研磨仕上げ

SDS(安全データシート)

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スパッタリングターゲットや半導体材料、単結晶など新素材の製造販売をおこなうフルウチ化学は、
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