二酸化チタン(TiO2)
二酸化チタン単結晶(TiO2)は、屈折率がne=2.90と大きくカプラープリズムなど各種プリズム、または偏光素子として使われています。
フルウチ化学で育成されたTiO2(ルチル)はインゴット内のどの位置でも均一な透過率を持ちます。 透過率が均一であるため、高品質な光通信用光学部品に適しています。
二酸化チタン(TiO2)
仕様・特性
物質名 | 二酸化チタン | 比重 | 4.26 |
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化学式 | TiO2 | 融点 | 1840℃ |
育成方法 | ベルヌーイ法 | 硬度(モース) | 6.5 |
結晶系 | 正方晶系 | 屈折率(λ=0.6μm) | ne=2.90 na=2.61 |
結晶型 | ルチル型 | 屈折率分散 | 0.280 |
ヘキカイ面 | (110) | 透過波長域 | 下図参照 |
色 | 淡黄色 | 誘電率 | C//:170 C⊥:86 |
純度 | 99.99% | 熱膨張係数(×10-6℃) | C//:9.19 C⊥:7.14 |
格子定数 | a=4.594Å c=2.959Å | 方位 | (100) (001) (110) |
<参考値>
結晶サイズ
10×10×0.5o、
20×20×0.5o
各種プリズム
研磨:片面研磨、両面研磨
透過率
フルウチ化学で育成されたTiO2(ルチル)はインゴット内のどの位置でも均一な透過率を持ちます。 透過率が均一であるため、高品質な光通信用光学部品に適しています。
TiO2-Nbドープ品
濃度 0.01wt% 0.05wt% 0.5wt% 方位 (100) (001) (110) 結晶サイズ 10×10×0.5o
15×15×0.5o
20φ用研磨: 片面鏡面研磨 ・ 両面鏡面研磨